薬剤科【チーム医療】 Team Medical

チーム医療

チーム医療では、異なる職種の医療スタッフが連携・協働し、それぞれの専門スキルを発揮することで、患者さんの治療効果の確保・QOLの向上、医療環境整備など様々な活動を行っています。薬剤師もチーム医療に参画し、各領域で活躍しています。

がん化学療法

医師からの新規抗がん剤の使用申請に対するレジメン作成、B型肝炎ウイルス再活性化対策の支援業務を行っています。
また、抗がん剤曝露対策としては、薬剤科のみならず、他部署での膀胱注や肝動注調製時のCSTDの導入、医療スタッフへの研修会、患者家族への教育・生活指導も行っています。

感染制御チーム(ICT)/抗菌薬適正使用支援チーム(AST)

院内感染対策の教育活動、耐性菌や感染症のサーベイランス、抗菌薬の適正使用推進、感染症診療のコンサルタントなど多岐にわたる活動を行っています。
薬剤師は、特定抗菌薬のモニタリング、薬物血中濃度モニタリング解析、抗菌薬使用量サーベイランスなど抗菌薬適正使用支援チームの中心メンバーとして活動しています。

栄養サポートチーム(NST)

入院患者に対する栄養管理の支援を行っています。定期的に各病棟をラウンドし、薬剤師は処方内容の確認、熱量計算、薬剤提案などを行っています。

緩和ケアチーム

週1回、緩和ケアチームカンファレンスを行い、適切な症状緩和について協議しています。
また、医療スタッフへの医薬品情報提供、教育・啓蒙活動など行っています。

糖尿病療養指導療養チーム

入院患者対象の糖尿病教室(2021年以降は講義収録のDVDを使用)、隔月発行の患者教育紙「糖尿病タイムズ」において年1回の原稿作成など行っています。
また、年2回の「みよしぶどう友の会」ウォーキングデーにもスタッフとして参加しています。

心不全サポートチーム

月1回、多職種が集まり、心不全手帳を配布している患者さんを中心にカンファレンスを行っています。
また、院内研修会では、テーマによって各職種が講師を務め、薬剤師もこれに関わっています。

災害派遣チーム

他職種で構成される当チームにおいて、当科薬剤師はロジステックス(後方支援)として活動しています。