麻酔科 ANESTHESIOLOGY

診療科　＜麻酔科＞

施設認定

日本麻酔科学会麻酔科認定施設
広島大学病院麻酔科専門医研修プログラム連携施設

概要

麻酔科常勤医4名で各科手術の麻酔管理を行っています。常勤医4名のうち2名は日本麻酔科学会指導医と日本専門医機構認定麻酔科専門医の資格を有しています。
令和5年度の麻酔科管理症例は1,565例で、その内訳は1,147例が全身麻酔、418例が脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔・神経ブロックでした。
緊急手術を含めて24時間365日いつでも対応できるように取り組んでいます。

麻酔

麻酔科管理症例では、患者さんお一人一人に対して必ず１名の麻酔科医が担当し、手術中の全身管理を行います。
手術・麻酔に先立って、病歴や手術前の各種検査などの情報を詳細に確認して術前診察を行います。術前診察は原則として入院される日の午前中に行っていますが、患者さんのご都合に合わせて診察日を調整することが可能です。手術を受けられるそれぞれの診療科でご相談下さい。
麻酔科診察の際に、実際に行う麻酔について説明します。日本麻酔科学会より発行されている「麻酔のしおり」を用いて、国内で行われている標準的な麻酔についての情報を提供しています。
患者さんのご希望を伺いながら、手術の種類や全身状態に応じて麻酔計画を立てます。また、手術当日の朝に手術室カンファレンスを実施し、麻酔科医だけでなく看護師も含めた手術室スタッフと情報を共有し、安全な周術期医療が提供できるように努めています。

術後管理

術後の疼痛を軽減するために侵襲の大きな手術では、硬膜外麻酔による鎮痛や点滴から鎮痛薬を投与する経静脈的自己調節鎮痛を行います。また、超音波診断装置を用いるエコーガイド下神経ブロックも積極的に併用しています。
手術侵襲や患者さんの全身状態に応じて、術後は集中治療室や急性期病棟に入室していただく場合があります。各科主治医だけでなく救急科医師、麻酔科医師で連携して術後の集中治療管理を行っています。

スタッフ紹介