ふれあい看護体験 Nursing experience
当院では6月10日、「ふれあい看護体験」を開催しました。
このイベントは、高校生を対象に、看護師の仕事や病院の雰囲気を知ってもらうことを目的としています。今回は、三次・庄原地区、遠くは府中市、三原市、世羅町の高校生54名が参加してくれました。
当日は、まず白衣を着用して病院概要や看護師の仕事について説明を行いました。その後、グループに分かれて、病棟では患者さんへの足浴や新生児の沐浴・授乳の見学、さらに学生同士の車椅子搬送を体験しました。講堂では実際に学生同士が聴診器と血圧計を使用し、心臓の音を聴取、血圧測定を体験しました。看護師を目指す高校生にとって、今回が貴重な体験となり、将来は地域を支える看護師・助産師になっていただけることを心から願っています。
参加者の感想文より
【高校3年女子】
『 病院内の雰囲気は緊張感に包まれていることを感じ、改めて自分が目指している看護師というものは、患者の命を守り、よりよい生活を送るための重要な職業だと思った。自分が生まれた地域に貢献したいので就職するのは中央病院を考えたいです。 』
【高校3年男子】
『 看護師の仕事は辛いとかしんどいとか聞くけど、(看護体験に)参加してやりがいのある仕事だと思い、看護師になりたい気持ちが強くなった。県外に出たいと思っていたけど先輩看護師の言葉を聞いて三次で働きたいという気持ちがでてきた 』
【高校2年女子】
『 毎日沢山の命と向き合う仕事だと思いました。看護師は小さな動きや変化、細かいところまで注意を払いながら観察をされていて、そしてコミュニケーション力も大切だとわかりました。私も皆さんのように頼れるスーパーヒーローのような人になりたいです 』
【高校3年女子】
『 足浴では、ただ足を洗うだけでなく、声をかけて患者に寄り添う優しくて暖かい声掛けを間近でみることができた。車椅子を押すときも、簡単そうに見えたけど声掛けを忘れていたりしたので、自分が看護師になったら患者目線で動ける人になりたい 』