放射線科 RADIOLOGY
概要
X線を利用して、骨や胸部、腹部などの状態を撮影します。
脱臼や骨折などの情報の他、肺や腸管内ガスなどの情報を得ることができます。
単純X線撮影とは、いわゆるレントゲン撮影を言います。X線は体の組織や臓器によって通過しやすさ(透過性)が異なります。この差を利用して画像を作り、診断を行ないます。放射線検査の中では、最も被ばくの少ない検査です。胸部や腹部、骨を主に撮影します。
新しく導入された(2019年現在:右上図)装置では、トモシンセシス(断層撮影)や自動長尺撮影なども可能としており、利用者の皆様により精密、かつ負担の少ない検査を行なうことが可能です。
当院ではDR(digital radiography :ディジタル画像処理装置)システムを採用しており、コンピュータによる画像処理を施すため、高画質・高鮮鋭な画像が提供
できます。また、従来のX線装置より少ないX線量で撮影を行なうことができるため、被ばく
線量が少なくなります。
脱臼や骨折などの情報の他、肺や腸管内ガスなどの情報を得ることができます。
単純X線撮影とは、いわゆるレントゲン撮影を言います。X線は体の組織や臓器によって通過しやすさ(透過性)が異なります。この差を利用して画像を作り、診断を行ないます。放射線検査の中では、最も被ばくの少ない検査です。胸部や腹部、骨を主に撮影します。
新しく導入された(2019年現在:右上図)装置では、トモシンセシス(断層撮影)や自動長尺撮影なども可能としており、利用者の皆様により精密、かつ負担の少ない検査を行なうことが可能です。
当院ではDR(digital radiography :ディジタル画像処理装置)システムを採用しており、コンピュータによる画像処理を施すため、高画質・高鮮鋭な画像が提供
できます。また、従来のX線装置より少ないX線量で撮影を行なうことができるため、被ばく
線量が少なくなります。
自動長尺撮影
撮影時に撮影装置が自動で首振りを行ない、撮影した画像を結合することで、広範囲の撮影をする手法です。
主に、下肢全長や全脊椎など、長さが長い部位で活躍します。
(右図が下肢全長、左図が全脊椎)
主に、下肢全長や全脊椎など、長さが長い部位で活躍します。
(右図が下肢全長、左図が全脊椎)
所要時間
通常数分程度ですが、検査内容によって異なります。
検査を受ける前に
金属類・プラスチック類などがついた衣服及びアクセサリは障害陰影となるため、避けて頂くようお願いします。なお、検査着を用意しておりますのでご安心ください。
検査当日は、脱着しやすい服装でお越しください。
検査の実際
さまざまな体位で、いろいろな方向から撮影することで、より詳細に診断することができます。
部位によっては呼吸の指示がある場合があります。
胸部の撮影では肺や心臓、腹部撮影では腸管内ガスや結石等の観察をします。また、骨の撮影では主に骨折や脱臼などの診断に用います。
よくある質問
Q:どうして息を止めるの?
A:検査によっては、体の動きや呼吸などにより画像のボケが生じてしまいます。
それを防ぐために、息を止めながら撮影を行ないます。
Q:金属のついてない下着なのにどうして脱がないといけないの?
A:金属のないものでも、ゴムなどの締め付けの強いものは、画像に写ってしまいます。
それを防ぐために、ゴムなど写る可能性のある物は外して頂くようお願いしております。
Q:技師さんから、インスリンポンプを外すように言われた。
今日、撮る所とは違う所なのにどうして?
A:インスリンポンプや持続グルコース測定器などは磁気の影響をうけてしまいます。
撮る部位が違っても、機器に影響が出る恐れがあるので、外すようお願いしています。
種類によっては外す必要のない物もありますので、お気軽に相談して下さい。