外来化学療法 CHEMICAL TREATMENT

外来化学療法センター

外来化学療法センターは外来通院で抗がん剤治療を行うための施設です。
医師・看護師・薬剤師がチームを組んで、安心・安全・快適に治療が行えるよう努めています。
平成18年7月に開設し、平成26年1月、1階内視鏡センター跡の部屋に拡大(10床)・移転し、令和6年2月、5階へ更に拡大(12床)・移転しました。

外来化学療法センター
外来化学療法センター

設備

リクライニング
リクライニング
待合室
診察室
診察室

治療ベッド数12床(リクライニングチェア6床・ベッド6床)
それぞれのベッドにはナースコールとテレビ(無料)が設置されています。テレビを視聴される方はイヤホンをお持ちください。

治療中の飲食は自由です。
テレビ(無料)を各ベッドに設置しています。
無料のフリーWi-Fiが使えます。
ウィッグ(かつら)や帽子の展示をしています。
各種パンフレットをそろえています。
ご自由にご覧ください。

カーテンを開けて、外の景色を見ながら治療を受けることができます。

スタッフ

専任医師1名
薬剤師(専任1名・兼任1名)
専任看護師6名
専従看護師1名

実施曜日

月曜~金曜(平日)9:00~17:00 完全予約制です。

治療を行っている疾患

乳がん、大腸がん、胃がん、膵臓がん、肺がん、卵巣がん、脳腫瘍、子宮がん、血液がん
クローン病・潰瘍性大腸炎、リウマチ など

院内で審査し、登録された治療計画書(レジメン)にもとづいて治療を行っています。

診療科別年間治療割合
年度別診療科別年間治療件数

看護師の役割

安心して治療を受けていただけるようにこころがけています。
患者さんの待ち時間短縮のため1階の外来化学療法センター採血室にて診察前の採血を行います。また、何度も針をささなくてもすむようになるべく採血時に血管確保を行うにしています。
治療中は15分ごとに見回り、患者さんの様子や点滴の滴下状態をチェックしています。副作用緩和のため、ホットパックでの温罨法、クーリングゲルでの冷却などを行い工夫しながら投与しています。
副作用を乗り越えるための日常生活の注意点などをアドバイスしています。お気軽にご相談ください。

1階化学療法センター採血室
5階化学療法センターからの眺め

薬剤師の役割

抗がん剤の投与量や治療スケジュールが適切であるかをチェックしています。
薬の調製(薬を投与するために混ぜたり溶かしたりすること)を行います。
初回の治療時や変更時は薬の特徴や副作用について丁寧に説明しています。その他、薬に関する相談も受けています。
安全かつ有効な治療を行えるように、薬学的な観点からの提案も行っています。

管理栄養士の役割

治療中の患者さんに対して、栄養に関するアドバイスを行っています。

外来治療の流れ(例)